女性が健康でキレイに生きるために

女性が健康でキレイに生きるためのお役立ち情報を集めて紹介しています・

歌舞伎ファンでも意外に知らない「歌舞伎絵展覧会」

歌舞伎ファンでも意外に知らない「歌舞伎絵展覧会」

歌舞伎ファンでもおそらくあまり知られていない「歌舞伎絵」の展覧会が開催中です。

会場は国立劇場伝統芸能情報館。漢字ばかりが並ぶとっつきにくい会場名ですが、
千代田区三宅坂の国立劇場に併設された資料館です。

国立劇場の裏、国立演芸場の横にある建物です。(漢字ばかりですみません。なにしろ「国立」なもので。)

展覧会の名称は「長谷川昇『歌舞伎絵・文楽人形絵』展」。長谷川画伯の没後40年を記念した企画展示です。

洋画家・長谷川昇が描いた歌舞伎役者や文楽の人形の油絵が、38点展示されています。
油絵で歌舞伎を描くというのがめずらしいし、ましてモデルが文楽人形となると、ほかにあまり例がないのではないでしょうか。

モデルになっている歌舞伎役者は、今の尾上菊五郎や亡くなった市川団十郎のおとうさんたちの世代。

昭和の女形の最高峰、六代目中村歌右衛門の「八ツ橋」や、先代団十郎の「助六」、
菊五郎のおとうさんの七代目尾上梅幸の「揚巻」など、昭和の名優の当たり役の数々が、ずらりと並んでいます。

私が特に好きなのは、先々代尾上松緑の「毛抜」。歌舞伎十八番の一つですが、
色気があってちょっとコミカルなこの演目の雰囲気、松緑の独特の色気が、少しデフォルメされてみごとに表現されています。

先々代松緑を知っている人なら、絵の前で「なつかしい」とため息をつかずにはいられないでしょう。

私は文楽にはあまり興味がないのですが、この展覧会ではじめて、文楽人形の魅力に気づかされた気がしました。

人形に、たしかに命が宿っているのです。
もちろん本物の文楽人形に宿っている命を、画家が写し取ったということで、
今までそれに私が気づかなかったというだけのことです。

けれど、そんな鈍感な私に気づかせてくれたのですから、
絵の力、長谷川画伯の筆の力は、恐ろしいものだと思います。

この展覧会は5月までやっています。なんと入館無料ですから、
近くにでかける用事があった際にでも、ちょっと覗いてみてはいかがでしょうか。

歌舞伎・文楽に興味のない方にとっては、新しい世界との出会いになるかもしれません。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Clip to Evernote

« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>