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六月の歌舞伎座で、海老蔵が化ける?

六月の歌舞伎座で、海老蔵が化ける?

2月21日付けで、松竹が歌舞伎座再開場のこけら落し興行、4~6月の公演演目の配役変更を発表しました。先日亡くなった市川団十郎が演じる予定だった役の代役発表です。

一番注目されたのが、6月の「助六」。歌舞伎十八番の極め付けの演目。助六は亡き団十郎の代名詞ともいうべき役でした。

おおかたの予想が、息子の市川海老蔵が代わって勤めるというものだったでしょう。私はひそかに「盟友・尾上菊五郎が代わったら、最高の追悼になるのに」と思っていました。

松竹の発表は、おおかたの予想通り、海老蔵の助六でした。妥当ではありますが、私はちょっぴりがっかり。

それはそれとして、父を突然亡くした青年が、その死の四か月後に、父がするはずだった仕事を代わって勤めるというのは、歌舞伎界ならではのことです。

老舗旅館の女将が急死して、急きょ、若女将が来日する海外の国の貴賓、女王や国王の接待役を勤めるようなものかもしれません。

海老蔵は「助六」を何度も経験して、父とはイメージのちがう助六像をすでに作りつつありますから、役に不安はないでしょう。

けれど観客は今まで以上の舞台を期待するはずです。「いつもの海老蔵」ではない海老蔵を見に、歌舞伎座へ行くのだと思います。

役者には「化ける」という言葉があって、襲名などを機にそれまでとは別人のようなすぐれた舞台姿を見せる、一皮むけた役者ぶりになる、ということがあります。

おそらく多くの観客は、6月の助六にそれを期待するのではないでしょうか。どう化けるか、化けないのか、それはわかりません。ただ、単なる熱演でない高い精神性、役者ぶりを見せることができたなら、海老蔵は歌舞伎役者としてのステップを3段階ぐらい、いっきに上がることができるはずです。

共演者は、団十郎主演という前提で配役されていますから、菊五郎、吉右衛門、三津五郎、福助、それに口上で幸四郎が付き合うという豪華版。

海老蔵が化けるか化けないか、それがこの「助六」の見どころだと思っています。

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